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続ばあばの手しごと2

by 堀田貴子

引き続き、代表的な郷土料理「合いまぜ」を作ってもらいました。このお料理は、いわゆる白和えですが、ぜんまいや干し椎茸、切干大根など、保存がきく山のものを使っているのが特徴です。戻して下味をつけて、しっかり擦って少し甘めに味付けしたお豆腐に合えたもの。この辺りは最近まで家でお葬式をするところが多くあり、お時ののお料理として必ずご近所さんたちが集まって作っていたものなんです。

2人か3人で気を合わせながらお豆腐をしっかり、ねっとりするくらいまで擦っていくのが美味しさの秘訣。本当に気が合わないとうまくタイミングを合わせることができないそう。そして具だくさんで食べ応えがあります。昔はお豆腐から手づくりだったので、手間隙かけたおご馳走です。それぞれの食材を準備するところから考えると、皆さん美味しく栄養のあるものをいただくために、野山を駆け回ってきたものですからね。頭が下がります。

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